いい試合でした。ほんと感動しましたね。全軍躍動でした。中断期間での戦術の落とし込み。やってきたことに間違いはなかったんでしょう。まさに宝石のようなキラキラと輝いた試合でした。その中でも去年大活躍の左サイドの西谷の完全復活。しびれましたね。ありがとうポヤトス監督。

結果　２－１　で勝ち。観客６４００人

試合開始前の風景。台風明けで雨が残るかと心配しましたが晴れ間も見えてきて適度に風もありコンディション的にはありがたかったですね。久しぶりの試合ということもあり広場には多くのサポーターが来場していました。みんな待ちに待った試合ですからね。

前半
徳島ペースと思います。中盤でボールも拾えて繋がっています。ファーストシュートは１０番渡井。この試合全員がシュートを打ち切るっていう意識が出ていましたね。

そんな中ですが危なかったシーンが、１５分。相手倉田のミドルシュート。やられたーのシーンですけど、今シーズンリーグ初起用の我らが守護神長谷川徹のファインセーブに助かました。いつもはあっさり先制されることが多いんですけどこの試合は違った。カカ、ジエゴと上手く守ってくれたので安心して攻撃に専念できます。

先制のシーンは、前半３０分。ＦＫを名手岩尾。壁の一番手前の宮代に合わせ上手く後ろにフリックしたボールがゴール右隅に吸い込まれます。ええぞ宮代。今季６点目。５／９以来のゴールです。上背のない宮代ですが上手くあわせました。何より岩尾の精度の高いボール。宮代、岩尾にうまいもん奢っとくようにな。

その後もいい時間帯が続きます。そんな中前半４０分ごろの相手のＦＫ。壁の中からうまく抜け出した相手ペレイラがフリーでヘディングシュート。ここも守護神長谷川徹のビッグセーブが出てどうにかゴールを割られません。ほんと１点もの。命拾いしましたね。

圧巻はこの後。前半アディショナルタイムの中。杉森～岸本。岸本の折り返しを宮代の頭に合わずこぼれ球を西谷がシュート。これが当たり損ねで再度岸本にわたり折り返しをゴール前の西谷へ。豪快にボレーを突き刺しました。ええぞ西谷。今季初ゴール。あの難しい態勢からのシュートは難易度が高い。何度も諦めずにゴール前の混戦を制しました。西谷は今季ケガで出遅れてヤキモキしましたが完全復活。去年大活躍の西谷が戻ってきました。

ここで前半終了。

ガンバ大阪から２点をとっての折り返しを誰が想像できたでしょうか。充実した前半です。

後半
ガンバも徳島キラーの宇佐美投入です。過去に何度もゴールを決められた天敵とも言える選手です。ただこの試合はベンチワークが良かった。疲れの見えてきた宮代、渡井を早めに垣田、小西と代えて主導権をわたしません。特に交代で入った垣田。全力でボールを追いかけます。こうやって前から守備をしてくれると本当に助かります。チームを助けるプレーですね。

それと相手も連戦の疲れでイエローが何枚も出ています。相手ペレイラとＤＦカカのヒートアップした言い争いなどちょっと荒れた展開もありました。こういうのは冷静にいきたいですね。カカにイエローが出なくてよかった

それと何分だったかＤＦとの連係ミスであわやゴールを決められそうなシーン。ここも守護神長谷川徹のファインセーブが出てどうにか耐えます。

残り１０分で投入された、ジョエル君と西野君。お互い一回づつのチャンスがありました。特にジョエル君。キーパーと１対１の場面。ここは決めたかった。こういうところでの決定力が代表選出につながるはず。

後半アディショナルタイムでゴールを決められましたがどうにか逃げ切り。

試合終了

ポヤトス監督就任後ホーム初勝利です。それも強豪ガンバ大阪からの勝利。思えば２０１４年ガンバ大阪にポカスタで優勝を決められ切ない思いをしました。まだまだ実力差はありますがそれでもやっていることは間違いないと思わせる内容でしたね。

さてＭＯＭですが私はキーパー長谷川徹を推します。何点防いでくれたか。長谷川のファインセーブがなかったら勝利はありませんでした。リーグ戦は上福元の控えで内心忸怩たる思いもあったと思います。この試合の勝利の立役者です。それと忘れてはならないのが左のスペシャリスト西谷和希。試合間のいつものおまじないルーティーン。これが効いたのかもしれません。これも納得の試合後のＭＶＰは西谷でしたね。

終わってみれば順位も１つ上がって降格圏を脱出しました。まだまだ安心できる状態ではありませんが悲観することもありません。この内容を続けることができれば自ずと残留は見えてきます。選手の皆さんは十分休んで次節に備えてほしい。これで一週間生きていけます。


ありがとうヴォルティス

事実誤認、誤字脱字はお許しください。
敬称は省略しました。