徳島ヴォルティス応援ブログ

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天皇杯2回戦 高知ユナイテッド戦の雑感

どうにか勝てました。試合は支配していましたがどうにもゴールが遠い。ただ天皇杯は何が起こるかわからない大会。2回戦を突破できたことが救いですね。ありがとうポヤトス監督。


結果 2-1 で勝ち。観客1300人。


梅雨の中休みで天候も良く蒸し暑さもなくサッカーには適した天候だったと思います。


前半
いきなり試合が動きます。立ち上がりからボールを握り続け徳島ペースかと思いました。
前半2分。コーナーキックの混戦から相手ゴール前でごちゃごちゃしていたところ岩尾の折り返しがそのままゴール。シュートなのかクロスなのかよくわかりませんがとにかく先制です。ええぞ岩尾。自分の席からは誰かに当たった?みたいにも見えました。場内アナウンスで岩尾のゴールと分かったくらいです。


この後は、徳島ペース。中盤の岩尾と最近急成長中の鈴木徳真。この2人が試合を組み立てます。特に鈴木。ほんと鈴木のチームのような感じです。攻撃でも守備でもさぼらずボールを奪いにいきます。ポヤトス監督からも一番多く指示が飛んでいるんじゃないかな。


それとDFラインの高いこと。相手高知はひたすらDF裏へのボールを蹴るオフサイドにかかる、これの繰り返しです。見ていて怖いですね。タイミングが悪かったら一発でやられます。ちょっと前の千葉のエスナイデル監督の戦術を思い出させます。


ひとつ気になるのがDFドゥシャン。ちょっと手を使いすぎ。一度相手選手を引っ張って倒しましたが、見方によったらカードが出てもおかしくなかったです。


追加点は前半40分。左のバトッキオから右の小西へのクロスが相手選手のクリアミスでゴール。ラッキーな形で突き放しました。


後半
入りからも徳島ペースです。ただ徳島の悪いところは得点したあと緩むんですね。
全体的に緩慢なプレーのような感じです。


失点シーンはお約束のセットプレーから。コーナーキックから自陣ゴール前のごちゃごちゃしたところで蹴り込まれて失点。もうね。どういえばいいのか。治らない失点癖。


この後交代で入ったジエゴと宮代。特にジエゴのパスでチームが蘇った感じですね。ジエゴの守備はアレっ?て思うことがありますが攻撃に絡むと俄然持ち味を発揮します。何度も鋭いパスを通し攻撃にリズムを作ります。あとバトッキオ。自分はバトッキオの良さがわからなかったんですがこの試合は何度となく決定機を演出するパスを通していました。ポヤトス監督はドリブルで打開する選手(渡井・西谷)よりパスを繋いでボールを運ぶ選手を重宝しているんじゃないかな。


最後残り10分で投入された西野君。名門京都橘出身若きエースは一度ゴール前での決定的なシーンがありました。相手GKを交わして後はゴールに入れるだけのところでチカラが入り過ぎたのか枠を外します。うーーん惜しい。こういうところでサクッと決めれたら「持っている男」なんですけどね。残念。


試合終了


まあどうにか逃げ切れて勝利を掴むことができました。ポヤトス流の戦術構築もまだまだ途中なんでしょう。これからもっとよくなると期待したいですね。


さてMOMですが私はMF鈴木徳真を推します。中盤を制したのは鈴木です。いい所に位置取りをしてセカンドを拾い続けていました。岩尾と組んでのボランチは徳島にとってなくてはならない存在です。それと忘れてはならないのが追加点を演出したバトッキオ。一度ヘディングでの惜しいシュートもありましたが後半の多彩なラストパスはよかったですね。おしゃれなヒールでのパスまでありました。これが得点につながれば言うことなしです。


次節天皇杯3回戦は7月7日です。リーグ戦再開まで2週間。ポヤトス監督の求める戦術をもっと浸透させてほしい。リーグ戦が楽しみです。


事実誤認、誤字脱字はお許しください。
敬称は省略しました。

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