徳島ヴォルティス応援ブログ

徳島ヴォルティスの応援と日々の雑感をつづります

相手にとって重要な一局には全力を尽くせ


これは、故米長邦雄 永世棋聖 の将棋界では有名な勝負哲学です。


将棋界は、Jリーグと同じで各階級ごとに分かれています。
各階級では、リーグ戦を行い年度末に昇級・降級のドラマがあります。


米長は、ある階級の最終局で自分自身は昇級・降級にからまない、いわゆる消化試合でした。対局相手は、古豪の先輩棋士で、勝てば昇級の1局でした。このとき米長は
自分にとって重要ではないけれど、相手にとって重要な対局こそ全力で戦え
を心に決めて対局に臨んだと言います。結果は深夜に及ぶ大熱戦の末米長の勝ち。
先輩棋士は無念にも昇級できませんでした。傍目から見ると無情にも思える姿勢ですが
米長は、こういった対局で全力が出せなければ、その後、自身の大一番で勝てないと言ってます。


羽生3冠はよく講演会でこのエピソードを用います。米長の功績はこの勝負哲学を将棋界に残したことだと。


清水戦前の今のヴォルティスの状況はまさにこれと同じです。
ヴォルティスはいわゆる消化試合。清水はまさに昇格のかかる一戦。
ヴォルティスにとっては、難しいミッションではあります。
ただ、こういう戦いを勝ち抜いてこそ未来の昇格へつがると信じています。


2014年ホーム最終節 ガンバ大阪戦 ガンバの猛攻に耐え0-0の引き分け。降格の決まっているヴォルティスが、年間70失点のヴォルティスが、首位のガンバに引き分けできました。


この前のホーム札幌戦。札幌は勝てば昇格決定です。でも結果は札幌の硬さもありヴォルティスの勝利でした。


さあ、週末は清水エスパルス戦です。
未来の昇格のためにこの一戦全力を尽しましょう


事実誤認、誤字脱字はお許しください。
敬称は省略しました。

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